編集部のノート
Journal
日々の発見と、深夜の思索の記録

霧が教えてくれること——不確かさの美学
稜線を覆う霧は、見えるものを奪うと同時に、見えないものの存在を感じさせる。確かさの中にある不安と、不確かさの中にある安らぎ——霧の哲学について考えた。
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夏至前夜の稜線——天の川が最も低く流れる夜
年に一度、夏至の前夜だけ、天の川は地平線ぎりぎりまで降りてくる。その夜を待ち、北アルプスの稜線に立った。
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山頂での一服——茶道が最も自由になる場所
正座もなく、床の間もなく、師匠の目もない。山頂で一人、風の中で点てたお茶は、これまで飲んだどの茶より豊かだった。
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鯉の池の前で三時間——「見る」という瞑想
意識的に何も考えずに鯉を見続けること三時間。それは最も静かで、最も濃密な午後だった。
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石橋が語る時間——人間の痕跡と自然の包容力
数百年前に人が積んだ石が、今も渓谷に架かっている。石橋は人間と自然が協働した最も美しい形の一つかもしれない。
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冬の湖面——世界が二つある場所
凍りそうで凍らない湖の水面は、空と山と光を等量に映し出す。その前に立つと、自分がどちらの世界にいるのか分からなくなる。
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